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2019年8月18日

なんちゃって酪農家

更新が遅くなりました。ちょっとだけ、悩みが続いています。

「今、目指すもの」の投稿に続き、現時点での自分の想いを綴ります。

「どんな酪農家になりたいかな?」とそんなことを自分自身に問い続けていたら、実は酪農家になりたいという気持ちがなくなっていた。

なぜなら、毎日搾乳するのも、毎日乳製品の製造をするのも、実はあまり好きでないことに気がつく。ただ、それは誰に?何を?どのように?届けるかという思いが分からないでいるから。リアリティがないから。

「そんなことでいいのか?」

今一度、問い直す。

思い返せば、経営計画を立てる時、またお金を借りる際、どこか自分の想いとは違う計画(既存のやり方に準じてのみ、計画を立てその通りに実行しなければならない)を無理やりに立ててきた。それが酪農家としてのビジネスであることを信じてきたから。その手法しか、酪農で生活ができないと思っていたから。

また、山地酪農に対し、並々ならぬ想いを受け、その思想に強い感銘を受けてきた。しかし、そのことが返って自分自身を苦しめる。学生時代からずっと山地酪農家に強い憧れを感じてきたのに、酪農家でありたい気持ちがなくなってしまったから。

そこで、今回はそんな自分の心の葛藤を素直に認めようと思い、綴る。

山と牛の関係はとても相性が良いので、大好き。

搾乳で得た乳は家族や身近な欲しい人達に飲んで欲しい。

牛飼い同士、協力関係でありたい。

生計は別の部分でいいんじゃない。

つまり、酪農は趣味?
少なくとも現時点では趣味だろう。

今は「なんちゃって酪農家」として生きていこう!!