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2019年7月19日

生分解性チェーンオイルで実験


私は木を伐るのでチェーンソーは必須アイテム。
特に山の開拓や柵作り、シイタケ等のキノコ栽培には欠かせません。
約一年前、自然環境に配慮した林家(小島淳史氏)に出会い、チェーンオイルの話を聞きました。
現在、チェーンソーに使用するチェーンオイルは2種類あり、鉱物性と植物性。
鉱物性チェーンオイルはエンジンオイルと同じ鉱物性オイルに添加剤を加えたもの。
植物性チェーンオイルは植物性の原料を用いることで微生物によって分解させる生分解性チェーンソーオイルのこと。自然分解されることで環境に優しいが価格が割高。なんと鉱物性オイルの2倍!
小島氏に聞いたところ、種類にもよるが植物性オイルは一週間で90%が分解されるそうです。しかし、既存の鉱物性オイルはそのほとんどが分解されず、山の中の微生物たちを死滅するらしい。1町歩の皆伐を行うと約18ℓのチェーンオイルが山の中に残留することになります。私はずっと鉱物性オイルを使用してきたのでその話を聞いてびっくり!!私は一年前から植物性を使用しており、さらにシイタケの発生具合を比較実験しています。一年半後が楽しみです。