ブログ

2019年5月15日

生命力のある命をいただいてこそ、みなぎる力

食べるという行為は、そのものの生命力を食べていると僕は考えます。食べるもの如何で、健康にもなるし、病気にもなるのです。そこを見極めることが、現代社会において、大事なことです。

自然栽培で育つ野菜や、山地酪農という厳しい環境の中で得られる乳には、その環境を生き抜いた生命の「逞しさ」が宿っています。その命を頂く時、まさに至福の瞬間が広がり、力がみなぎるのです。

アメリカのマクドナルドやウォルマートでは、アニマスウェルフェアが進んでいるEUに倣い、ケージ飼い卵から平飼い卵への全面切替を発表しました。日本の企業にも、ぜひその後に続いて欲しいと思います。

日本の食生活を、生命を元気にするための食に変革していくためには、アニマルウェルフェアは最重要課題です。日本に真の畜産業および、真の乳肉文化を構築していきたいです。そして、子供達の世代には、今とは違う真の食文化を、取り戻せますように。